旧国鉄香月線は中間駅から香月駅まで3.5キロ。その終点香月駅は大辻炭鉱から産出される石炭の積出駅としての役割を 担っていた。積出された石炭は香月線から筑豊本線を経て、終点若松駅まで運ばれ、洞海湾の積出港から各地へ搬出された。
大辻炭鉱は昭和40年3月閉山となり、それから20年後の昭和60年4月1日香月線は廃止された。現在、筑鉄の岩崎バ ス停留所となっているが、一日2便程度だという。
旧香月駅前のホッパー(石炭貯蔵所)跡
(iwaponさん撮影)
裏山から旧香月駅方向を見下ろす(iwaponさん撮影)
大辻炭鉱のボタ山(iwaponさん撮影)